サービスとは

 
昨日のことである。
あるギャラリーで流れていた音楽が気持ちよかったので、
係の女性に「今かかっている音楽は何ですか」と質問した。

その女性は資料をいくつか引っぱりだして調べてくれたが、
どなたによる音楽なのか、はっきりわからないよう様子。

作家の人が選んだ音楽だろうと思ったし、
その音楽を流すことも、作家のこだわりのひとつだと感じたので、
係の人がその音楽について知らないのは残念に思えた。

詰めが甘いと表現していいのかわからないけど、
展示されていた作品が素晴らしかっただけに、
会場BGMのアーティスト名が不明なのは、もったいない気がした。

帰宅後、元ホテル勤務の妻にこの話をしたら、
「ホテルのスタッフならそういうことはない」
とのこと。もしも、その場でわからなくても、他のスタッフに聞いたり、
あるいは作家に確認してから回答するなど、方法はあるはず、と。
お客様のご要望に対し、「できない」といわないのがホテルマンだという。

その話をしたあと、元ホテル勤務の妻は、
メディアプランナーの指南役さん(@cynanyc)による
こんなツイート内容を教えてくれた。
 
(オークラボ・コラム8)
 
 
 

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落ちていたワインボトルのコルク栓を描きたくなって

 
マンションの前に落ちていたワインボトルのコルク栓を、なぜか描きたくなった。このように、僕はときどき絵を描きたくなる。

iPadやiPhoneで描くのも楽しいけれど、ボールペンや鉛筆などを用いるのはやはり気持ちいい。筆記具を通して、手と紙がつながっている、そんな気になってくる。

描く快感は、間違いなくある。僕は確信する。
 
 
 
 
 

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非常用警報装置「NOHMI」

 
健康診断で伺った病院。待合室の壁に非常用警報装置に「NOHMI」の文字。それを見つけた瞬間、阪神タイガースの左腕、能見投手の美しいピッチングフォームが脳裏に浮かんだ。
 
 

iOSアプリ「Zen Brush」でスケッチ。


 
 
 

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続けるには、がんばらないこと。(続編)

 
一昨日、行動科学マネジメントの
石田淳さんの本『始める力 (幻冬舎新書)
について、ここ(とオークラボ・コラム)で取り上げたけれど、
書き忘れていたことがあった。

それは、何かを始めて続けるには、
自分に対してこまめに「ごほうび」をあげること。

たとえば、フルマラソンに挑戦するとして、
最初は一日20分の散歩からスタートした場合、
20分歩いたら「おれってスゴイじゃん」とか、
時間がなくて10分しか歩けなかったとしても
「10分でも、歩けたんだからいいじゃん!」など、
ちょっとしたことでも(自分を)ほめてあげること。
それが、続ける秘訣、ということだった。

日本人は、ちょっと厳しいことやハードなことを課して
それをクリアできなければ満足しない人が多い気もするけど、
たしかに、ちょっとしたことで自分をほめてもいいですよね。
だって、この場合、一時的にむずかしいことをこなすことでなく、
継続が大切なんだもんね。

大きなホームランを1本打つより、
ボテボテの安打でもいいから、
日々の積み重ねを大事にして、コツコツやろうと思います。
(オークラボ・コラム7)

※「オークラボ.com」トップページからの転記。
※本文2行目の「ここ」とは、「オークラボ.com」トップページのこと。
 
 

 
 

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続けるには、がんばらないこと。

 
ラジオを聞いていたら石田淳さんという人
(行動科学マネジメントのプロとのこと)が
ものごとを続けるコツについて話していた。

石田さんは、サハラ砂漠を1週間で200何キロ走ったり、
南極を走破するウルトラマラソンを完走したり、
ハードは挑戦をクリアしているという。

その石田さんはあるとき、半年後にフルマラソンを完走したいと思い、
まず、何をしたか。
それは、週に2回、20分ずつ歩くこと。それも、一度に20分でなく、
朝10分、夕方10分歩く、そんな感じでいいとのこと。

多くの人が、何かを始めて継続してみようとしたのに
途中で挫折してしまうのは、完璧主義の人や
0か100かと考えている人が少なくないからというだった。
つまり、中途半端にやるならやらないほうがまし、
と思っている人がいるということで、たしかに
いわれてみれば、僕も思いあたるふしがある。

石田さんいわく、何かを続けるには
(1)がんばらないこと
(2)チェックリストをつくること
(3)あいまいにしないこと
だった。
(1)は、がんばりすぎないこと、といってもいいかもしれない。
(2)は、何かをやった日はカレンダーにマルをつけてもいいし、
手帳にちょちょっと書くでもいい。
とにかく、「見える化」が大事ということ。
(3)は、ただたんに「ダイエットしたい」でなく、
「何キロやせたい」というように数値化したり、具体的に表すこと。
でないと、「できる・できていない」「達成できている・できていない」
という判断がしにくい。

たしかに、いわれてみたら、そうなんだなぁ。
そうだなぁ、僕は何を続けるか。
(1)散歩でもいいし、ジョギングでもいいし、軽い運動を毎日行うこと
(うっかり油断すると、一日の大半がデスクワークで終わってしまうし)
(2)毎日、ほんのちょっとでも本を読むこと
(3)早起きするなどして、15分でもいいので
ひとりでものごとを考える時間を持つこと(ボーッとするだけでもいい)
(4)このオークラボを更新したり手直ししたり、ブログを書いたり、
スケッチを描いてアップするなど、毎日なにかしら
(だれかに見ていただけるような)アウトプットを行うこと。
この4つを「絶対に続ける」というと(がんばりすぎると)
へこたれそうなので、「なるべく」続けよう、くらいにしておきます。
絶対に継続しようと強く誓いすぎると、途中で投げ出してしまったときに
自己嫌悪におちいってしまいますし。

石田さんのお話は、『始める力 (幻冬舎新書)』で
さらに詳しくわかるようです。

(オークラボ・コラム6)
 
 

 
 
 

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下北沢ヴィレヴァンの蒼井優POP

 
下北沢のB&Bという本屋で手に入れた『なぜ本屋に行くとアイデアが生まれるのか』(嶋浩一郎さん、祥伝社新書)をめくると、ヴィレッジヴァンガードのコピーについて書かれている箇所がある。その部分を読んでいたら、下北沢のヴィレヴァンで目にしたPOPを思い出し、絵を描いてみた。「ハチクロ」とか「フラガール」の頃だった気がするので、もう何年も前のことなのだろう。

 

 
 
 

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年初め、「五つの心」と「家訓」に再会

 
妻の実家に貼られている「五つの心」と「家訓」。
これを目にすると、心が引き締まる気がする。

 
五つの心

「ハイ」と言う素直な心
「すみません」と言う反省の心
「おかげさまです」と言う謙虚な心
「させて頂きます」と言う奉仕の心
「ありがとうございます」と言う感謝の心

 
家訓

一、常に反省努力せよ
一、家内仲よく親おがめ
一、天地に感謝社会に奉仕
一、人をうやまいわが身慎め
一、よく働いて施しをせよ
一、不平不満くらすな愚痴言うな
一、人をうらむなうらやむな
一、口をひかえて腹たてず
一、貪欲起こせば大怪我の元
一、親切正直成功のもと
 
 
 
 
「うらやむ」とは、「心(うら)病(や)む」の意だとgoo辞書にある。以前、他のところでもは読んだのだが、人を「うらやむ」ことって良くないのでしょうね。
 
「あの人のようになりたい」と目標にして、がんばるための燃料にするのはいいけれど、人を羨(うらや)ましがったり、妬(ねた)んだり、恨(うら)んだりするのはちょっとね、ですよね。

一年のスタートに、「五つの心」と「家訓」に再会できたのは、ありがたいこと。一年の終わりにも(「五つの心」と「家訓」に再会できてよかったと)思えるように、謙虚にやっていきます。
 
 
 

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100の基本

 
ちょっと前から気になっていた本
100の基本 松浦弥太郎のベーシックノート』を
手に入れました。
 
この本を読みながら、来年のことを
落ち着いてていねいに
考えてみたいと思います。
 
 
 

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『年がら年中長嶋茂雄』で師走のしあわせ

 
 新潮社の雑誌『考える人』の編集長・河野通和さんが、ブログで『年がら年中 長嶋茂雄』(ベースボール・マガジン社)を話題にしておられる。ことし一年、デスクにこの日めくりカレンダーを置き、毎朝、長嶋語録に接するところから一日を始めていたそうなのだ。なんとうれしいことか。
 というのもこの書籍、企画・編集協力として、わがオフィス「ベースボール」が携わったものなのだ。
 しかも、敬愛する糸井重里さんも、この件についてtwitterでつぶやいておられるではないか。
 もちろん、この連鎖は僕がどうのこうのでなく、長嶋茂雄さんがいまもって、その輝きを失わっていないということから来ているに違いない。
 長嶋茂雄さんの魅力は、巨人軍と同じく永久に不滅、なのだろう。
 

 
 
 

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鉛筆画 フォーエバー

 
娘が持っていた鉛筆を借りて、
食卓で絵を描いてみた。

すると、鉛筆が最強の画材に思えてきた。
シンプルなつくりで、
字も書きやすいけど、絵も描きやすい。

美大受験のために、
大阪・茨木市のミヤザキアトリエ
通っていた高校時代をふと思い出した。

同じ鉛筆で絵を描いているのに
絵がうまい人と、そんなにうまくない人がいる。
それだけでなく、鉛筆でキレイな色を出す人がいる。
そのことに驚いた。

O先生や、上手な人が描くと
鉛筆の濃淡の階調がきめ細かく、また、
手(手首を、といういうべきか)を素早く、
力強く動かして描いた線そのものが美しく感じられた。

僕はといえば、描きながら自分で手が画面にこすれて
絵を汚してしまう、
紙の白い部分の清らかさを汚してしまう、そんな
もったいない描き手だった。

今も、絵が上手になったとはいえないけれど、
絵を描く楽しさは、あの当時よりも
大きくなっていると思う。
 

 
 
 

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