Tokyo Skytree 2010-12-09

 

 

 
 

カテゴリー: noncategory, tokyoskytree | コメント: 5 件

Tokyo Skytree 2010-12-08

Today is John Lennon death-day.
1980:He shot dead.

That time, I was a Junior high school student.
I was in 8th grade.
 
 

 

 
 

カテゴリー: noncategory, tokyoskytree | コメント: 2 件

Tokyo Skytree 2010-12-07

 
 


 
 

カテゴリー: noncategory, tokyoskytree | コメント: 10 件

絶対必見、芸術家兄弟

「橋本平八と北園克衛展」という展覧会のため、世田谷美術館へ行ってきました。世田谷区に足を踏み入れるのはひさしぶりでウキウキしながら、用賀からバスに乗って砧公園へ。

 到着すると、美術館の前に大勢の子どもがいるのでなにごとかと思ったら、見学でした。いや、正確には見学が終わったところです。

 うちの子どもが通っていた小学校かなぁと思いながら、しばらく子どもたちを見ていましたが、知った顔の子はいない様子。あとで、聞いてみたら、やはり、別の小学校でした。

 子どもたちに美術館を案内していた人たちのなかに、妻の知り合いがいたのでごあいさつし、その後しばらくお話をした。世田谷美術館には鑑賞リーダーというボランティアの方々がいて、子どもたちといっしょに美術館を巡るのです。その鑑賞リーダーの中に、妻と同時期に世田谷美術大学へ通っていた女性がいて、話をしたのです。世田谷美術大学といってもよくわからないでしょうが、区がやっている美術が好きな人のためのカルチャースクールのようなものでしょうか。世田谷美術館の人にいわせるのと違うのかもしれませんが。
 妻の知り合いとの再会を喜び、しばし歓談したあと、いざ展覧会場へ。

 展覧会じだい、正直言ってなめてましたが、すいませんという感じです。橋本平八さんと北園克衛さんのことをほとんど知らなかったのですが(チラシをちらっと見ただけ)、兄の橋本平八さんは画家にして彫刻家。弟の北園克衛さんは絵、詩、デザイン、写真などマルチな芸術家。北園克衛というのはペンネームだそうです。ラジオネーム、じゃなくて、アーティストネームといったほうがいいのでしょうか。

 兄さんの彫刻は日本的なのだけど、ただの和風とも違うような雰囲気もあり、と思っていたらフランス近代彫刻の影響もあると、解説パネルに書かれていました。
 弟さんは芸術機関誌のようなものを編集・デザインをしながら発行し、プラスチック・ポエムという写真を用いた詩を発表したり、いわゆる文字による詩も書き、アガサ・クリスティの作品集やロアルド・ダールの『あなたに似た人』などハヤカワ・ミステリ文庫の装幀も手がけています。
 どちらも、すでに装幀は新版に変わっているので、北園克衛さんの装幀にようアガサ・クリスティやロアルド・ダールをふつうに書店で見かけることはむずかしいと思います。当時の文庫をそのまま置いている本屋も、日本中探せばあるかもしれませんけどね。古書店で見つけるくらいだったら、たぶん可能でしょう。折り紙をハサミで切って、それをコラージュしたみたいなデザインといえばいいでしょうか。抽象的で品のいい表紙でした。

 お兄さんの彫刻は、伝統を感じさせながらも古いだけではないし、弟さんはセンスのかたまりのような作家。20世紀の前半から活動し、弟さんはかなり前衛的というか、デザイナーの走りみたいな存在だったのではないでしょうか。

 僕がもっとも印象に残ったのは、お兄さんの手による「裸形の少年像」。「らぎょうのしょうねんぞう」とむずかしい読み方なのですが(読み方はあとで知りました)、作品の前に立つと彫刻の少年と目が合いました。少年は僕の目を見ているというよりも、目のこちら側、いや僕の心を見られているような気持ちになりました。心の奥底を見透かされているような気もしましたが、なぜでしょう、それがイヤな感じではないのです。目を合わせていて、スーッとしたという感じでしょうか。それほど長い時間、少年と目を合わせていたわけではないのに、目をつぶって深く深呼吸をしたように、胸なのか心なのかがスーッとしました。
 弟さんからは創作に対する姿勢やピュアな芸術家魂、闘う気持ちなどを学びました(何かに生かさなくては、ですね)。

 ものをつくる人にも、そうでない人にもおすすめしたい展覧会です。12月12日の日曜日までで、月曜休館。会期はあと1週間ちょっとですが、お時間のある方は足を運んでみてください。
 
 

カテゴリー: art, noncategory | コメント: 27 件

クライアントに教えたくない、コピーの本。

 
 川上徹也さんの『ひと言で気持ちをとらえて、離さない77のテクニック キャッチコピー力の基本』、これは興味深いし、役に立つ。

 読むだけでもおもしろいし、大きな広告のキャッチコピーというより(キャッチフレーズともいいますね)、雑誌とか、社内報とか、パンフレットとか、POPとか、Webサイトとか、ネットショップとか、ブログとか、ツイッターの文章とか、さまざまなシーン、ツール、場面で、コピーや見出しなんかを書く人を助けてくれるはず。

 企画書とかにも使えるだろうし、町内会や子供会、保護者会、PTA、少年野球チームや少年サッカークラブ、ママさんバレー、忘年会・新年会の告知、社員旅行や町内旅行の誘いなど、あらゆる機会にヒントをあたえてくれるに違いない。

 コピーライターのはしくれである僕にとっても、ありがたい味方。

 この本だけで、どんな仕事にもバッチリ、とまではいわないけど、キャッチや見出しをいくつも書かなくてはいけないときとか、時間がないのに、視点を変えて何案も出さなくてはならない場合など、優秀なアシスタントというか、いや、頼りになるコーチかな、そんな役割を担ってくれると思う。

 この本、僕以外にも絶対にコピーライターで評価している人がいるだろうが、こういう本を参考にしているとは、みんななかなかいわないかもしれない。というのは、こういう本を見て、コピーを書いているのだと思われたくない人もいるだろうしね。
 
 
 最後にひとこと、書いておこう。
 
 
クライアントには、絶対に教えたくない本。
 
 
 

 
 

カテゴリー: advertisement, book, noncategory | コメント: 34 件

「かなもじ」と「ライブラリアン」

 
 Yahoo! JAPANインターネットクリエイティブアワード2010一般部門」で、iPhoneアプリ、iPadアプリが受賞をしている。

 そこで、さっそくダウンロードしてみた。

 まず、スマートフォン部門優秀賞に輝いた、iPhoneアプリの「ライブラリアン」。これは、全国の図書館の蔵書が検索できるみたいで、しかも自分の家や職場の近くの蔵書を調べることもできる。GPS連動で、場所を把握するのだろう。まだダウンロードしただけだが、「無料」だし、これは試してみるべきっしょ。
 この「ライブラリアン」は、iPhoneが落ちたりもするみたいだけど(全国の図書館のデータベースを検索するのは重いってことかな?)、まあ、iPhoneアプリなので、外出したとき用ってことにしよう。ふつうのパソコンが使えるときは、この日本最大の図書館蔵書検索サイト「カーリル」で探してもいいし、「ライブラリアン」と「カーリル」の併用がええかも。


 
 
 
 もうひとつは、ウェブコンテンツ部門GOLDの「かなもじ」。これは、iPad用のアプリで、ひらがなを楽しく覚えるためのもの。うちの下の子は、小1で、ひらがなの読み書きはできるようになったが、書道を習っているわけではないし、これはいいと思う。ひらがなでも、フォルムをきちんととるのはむずかしいからね。って、ほんとは、僕が字をうまくなりたいだからだったりして。こちらは「600円」。息子が帰ってきたら「ゲームやで」と言って、やらせてみよ。指で字が描け、音が出て、絵がかわいくて色も塗れるし、ええ感じ。
 実はこのアプリ、何カ月か前から知っていたんだけど、なんとなく躊躇してたけど、やっぱり、人は受賞というか、権威に弱いのかなぁ。って、その人は僕だけど。でも、買ったからには、子どもといっしょに使おうっと。


 

 
 
 

カテゴリー: advertisement, app, art, book, noncategory | コメント: 1,003 件

名蹴会、堀池巧さんのメッセージ

 
日本サッカー名蹴会堀池巧さんのメッセージが加わりました。

ぜひとも、ご覧ください。
 
 

カテゴリー: noncategory, sports, work | コメント: 4 件

辺境探検家の佐藤さん

 
 いつものラジオ、J-WAVE「GOOD MORNING TOKYO」。今朝は別所哲也さんがお休みで、かわりの方がやっていた。番組にゲスト出演していた、辺境探検家の佐藤さんという方の体験談が興味深かった。記憶で書くと、こんな話だった。
 

 自称マレーシア人の若い人と友達になって、いっしょに泊まろうという話になったんです。旅行のときによくある感じで。
 そしたら、朝になると何もないんです。財布もパスポートもエアチケットも全部取られて。
 それでどうしようかなと思ったんですけど、その前に、インド人の小学生と知り合いになっていたんです。家に遊びに行ったりして。
 で、小学生に相談したら、泊めてくれることになって。そこはすごい貧乏で、このスタジオより狭い4畳くらいに、お父さんと子供3人で住んでるのに2週間くらい置いてくれて。ごはんも出してくれて。むちゃくちゃ暑くて、コンクリートの上に直接寝てましたけど、何も言わずに泊めてくれてありがたかったですね。
 
 
 この話を聴き、うちは広くもないけれど、なんて贅沢なんだろうと思った。インドの親子、偉いなぁ。単純かもしれないけど、ウルウルきてしまった。
 
 この佐藤さんのブログ、先ほど初めて拝見したのだが、早大の探検部のOBのようだ。探検部というのが、早大の学部のひとつだったらおもしろいのにな。
 佐藤さんのブログに、藤波辰爾さんの自伝が紹介されていて、藤波さんが腰痛に苦しまされていたと知る。藤波さんが深刻な腰痛に苦しんだ三十代半ばというと、ジュニアヘビーでタイガーマスクと死闘を繰り広げていたときより後だろうか。長州力とともにヘビー級にクラスを上げて(二人同時にクラスを上げたわけではないだだろうが)、闘っていた頃か。
 僕がプロレスをいちばん見ていた当時、ジュニア・ヘビー級に藤波辰爾さんは技のキレがよく、すばしっこさもあって、憧れの存在のひとりであった。藤波辰爾、タイガーマスク、ダイナマイトキッド、ボブ・バックランド(バックランドはジュニア・ヘビーではなかったかも)などを思い出す。
 
 藤波辰爾さんの自伝は、草思社から出ているらしく、あれっ、そういえば草思社って、とウィキペディアで調べてみたら民事再生が認可され、文芸社の完全子会社としてやっているようだった。

カテゴリー: book, noncategory | コメント: 21 件

MAKE初体験

 
 昨日は、東京工業大で行われたMAKEへ、家族で訪れた。妻以外は、初めてのMAKE。クスールの尾崎さん、えとうさん(でしょうか)、それから原さんがいるクルクル研究室で、光るガチャポンを購入。尾崎さんの話では、朝4時までかかってグッズを作り、それからガチャポンのおもちゃの袋詰めなどをしたらしい。あ、朝までかかって、ガチャポンを差すテスターを作っていたんだったかな。ま、とにかく、ほとんど寝ていないとのこと。おつかれさまです。
 その他、世界最速の走れるロボット、声に反応して花火を打ち上げるアプリ、電磁石でベイブレードが延々まわる工作、ディスプレイの上にかざした指に反応してミサイルを発射する対戦ゲームなど、みなさん工作魂いっぱい。商売っ気があまり感じられないのにビックリ。というか好感を持った。
 いい刺激を受け、僕も何か作りたいという気持ちになった。
 
 
 

東京工業大、大岡山駅側の門に貼られたMAKEの旗がお出迎え。
 
 

キャンパス内で工事中。工事用の壁面にはこんなコピー。1880年創立ということか。
 
 

ベイブレードに小さな磁石を付け、樹脂でまわりを固めてある。ベイブレードを普通にまわした後、(写真で手に持っている)電磁石をベイブレードの上にかざすと、ずっと回り続ける。製作者の男性に聞くと、原理的には永久に回り続けるそうだ。電磁石にはコードがあり、電源につながっている。子どもたちと何度もやってみた。
 
 

世界初のセミ型スピーカーと書かれていた(と思う)。見えるだろうか。セミからは、インドネシアだったかな、のセミの鳴き声が響いていた。
 
 

オリジナルだと思われるエレキギター。昼食に出ているのか、「エフェクターやギターをiPhoneに繋げるアダプタなど」と書かれた紙が置かれ、製作者は不在だった。
 
 

クルクル研究室の光るガチャポン。
 
 
"Oookayama Anpan"
駅にあるヴィドフランス特製、大岡山あんぱん。今朝、撮影しようと思ったときには、すでにこの状態に。カットされる前はこんな姿だった。
 
 
 

カテゴリー: app, art, noncategory | コメント: 1,105 件

「ANDO GALLERY」と「しまぶっく」

 
 
 午前中に新富町での用事を済ませ、午後になってすぐ、清澄白河のANDO GALLERLY(アンドー・ギャラリー)へ行った。このANDO GALLERLYへ寄ったのは初めてだったが、正直いって、「ショナ・ トレスコット展」はかなり良かった。

 どこか懐かしいような気にさせる、外国を描いた風景画。実は、ギャラリーを訪れる前、このページでちらっと見ていたのだが、風景写真だと思い込んでいた。われながら、おっちょこちょいだなぁ(風景写真に見えませんか?)。

「人が馬にまたがっていたり、絵柄が昔を想像させますね」といったことをギャラリーのMさんに言うと、「ショナ・ トレスコットは1982年生まれのオーストラリア出身の女性アーティストで、当初は、オーストラリアの入植時代のことを調べていたようですが、そのうち、そういったことと関係なく、想像でこれらの作品を描くようになったそうです」といった答え。

 外国の景色のようなのに、見ていると知っているような気もして、心が落ち着く油彩画。描かれている人の顔などがはっきり見えない分、こちらの想像力もふくらむのかもしれない。

 Mさんには、2階のスタッフルームにある中沢研さんの抽象画も見せていただいた。さらに、アンドー・ギャラリーは、R不動産で見つけた倉庫を改装したということで、改装前と改装後のビフォー・ アフター写真が出ているサイトも教えてもらった(それがここ)。

 僕には、頭の中のもやもやをスッキリさせてくれそうにも思えた、ショナ・トレスコットの風景画。うちからは自転車で10分もかからないし(いや、そうでなくても)、また伺いたいと思う。

 展示スペースの真ん中にある柱のあたりに、センスのいいフラットなソファなんかがあって、そこに座ってひとつひとつゆっくり眺めることができれば心地いいだろうなぁ、なんて考えてしまう。Mさんによれば、12月18日(土)までに会期が延長されたそうなので、みなさんもぜひ。
  
 

 
 
 その後、そこから自転車で3分ほどの「しまぶっく」へ。ここも最寄り駅は同じく清澄白河。ここは、まだできて2カ月くらいの古書店。店主の方にお話をきくと、ABCの六本木店に長く勤めていたそうで、道理でなのか、その方の趣味なのか、並んでいる本がいい感じ。フンデルトワッサーの洋書あり(洋書は古本ではないとのこと)、詩集あり、小沢昭一さんの本あり、時代小説あり、思想書あり、もちろん現代小説や古典もある。
 本というのは、今の時代、新刊書以外にはなかなか出会えない感じがするし、大きな書店もアマゾンもそれぞれに魅力的だが、品揃えが多ければ多いで、出会いそびれるというか、目に入ってこなくなってしまう。その意味で、誰かがセレクトしてくれた書店というのはいい。そのセレクトでなければ、おそらく出会うことのできない本というのもあるものだし
。センスのいい、いや、自分とセンスの合うといえばいいか、そんな書店や古書店を僕は待ち望んでいたのかもしれない、と「しまぶっく」を出てから思った。
 京都や、東京の中央線沿線にはあるかもしれないけど、目利きによってセレクトされた本屋があちこちにできるといい。売り場面積、冊数、(古書の場合)価格などでは大手にかなわないかもしれないけれど、大きいところの弱みは、「しまぶっく」のような目利きがそれほどいないことだろう。いや、大手にも目利きはいるかもしれないが、たとえば、各店にひとり、各売り場にひとりはいないかもしれない。

 忌野清志郎さんの『エリーゼのために』(前に持っていたはず)、中島みゆき詩集、『小沢昭一的こころ』をはじめ、懐かしい本、忘れかけていた本、おもしろい本がたくさんありそうだった。

 僕は筒井康隆さんの『残像に口紅を』を購入。これは、五十音が少しずつ世界から消えて行くさまを描いたもので、実際に、文中でも「あ」や「ぱ」や「せ」や「ぬ」が消えていく(つまり、それらの音が含まれている言葉を使わない)というアクロバティックな書き方に筒井さんが挑んでいる。実験的でありながら、エンターテインメントでもあり、20年ほど前に興奮しつつ読んだ記憶が甦り、また入手してみた。うれしい再会だ。同行の妻は『論理哲学論考』(ウィトゲンシュタイン、岩波文庫)、『檸檬』(梶井基次郎、新潮文庫)を手に入れた。

 また訪れたいと思える2つのスペースに、たて続けて出会えた、幸運な午後だった。
 


 


 

カテゴリー: art, book, noncategory | コメント: 9,776 件