川上徹也さんの『ひと言で気持ちをとらえて、離さない77のテクニック キャッチコピー力の基本』、これは興味深いし、役に立つ。
読むだけでもおもしろいし、大きな広告のキャッチコピーというより(キャッチフレーズともいいますね)、雑誌とか、社内報とか、パンフレットとか、POPとか、Webサイトとか、ネットショップとか、ブログとか、ツイッターの文章とか、さまざまなシーン、ツール、場面で、コピーや見出しなんかを書く人を助けてくれるはず。
企画書とかにも使えるだろうし、町内会や子供会、保護者会、PTA、少年野球チームや少年サッカークラブ、ママさんバレー、忘年会・新年会の告知、社員旅行や町内旅行の誘いなど、あらゆる機会にヒントをあたえてくれるに違いない。
コピーライターのはしくれである僕にとっても、ありがたい味方。
この本だけで、どんな仕事にもバッチリ、とまではいわないけど、キャッチや見出しをいくつも書かなくてはいけないときとか、時間がないのに、視点を変えて何案も出さなくてはならない場合など、優秀なアシスタントというか、いや、頼りになるコーチかな、そんな役割を担ってくれると思う。
この本、僕以外にも絶対にコピーライターで評価している人がいるだろうが、こういう本を参考にしているとは、みんななかなかいわないかもしれない。というのは、こういう本を見て、コピーを書いているのだと思われたくない人もいるだろうしね。
最後にひとこと、書いておこう。
クライアントには、絶対に教えたくない本。
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