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須藤元気さんの『やりたい事をすべてやる方法』を読んで book

須藤元気さんの『やりたい事をすべてやる方法』を読んで

  『やりたい事をすべてやる方法』(須藤元気さん著、幻冬舎、2013年4月第1刷発行)を読んで、印象に残った部分を書き留めておく。        自分が不利な場合、「足りないところがあったら、それを逆手に取って考える」という発想でやるとうまくいく。  足りないからこそ考えて、そこから新しいモノができ…
「マンガの描き方」からスケッチを考える book

「マンガの描き方」からスケッチを考える

   手塚治虫『マンガの描き方 似顔絵から長編まで』(光文社知恵の森文庫、1996年7月20日初版1刷発行、2013年11月30日17刷発行)のまえがきはこう締めくくられている。   「そして、ただ描くだけではなく、それによってなにかを訴えたり、見せあって意見を述べあったりすることが、砂漠のように無…
『火花』の会話のくだらなさにハマる book

『火花』の会話のくだらなさにハマる

  『火花』読了。なんとなく想像していたよりも面白かった。町田康さんの文章ににているようにも感じたが、読み進むうち、やっぱり、ずいぶん違うように思えた。主人公の徳永と神谷さんとの会話の場面、やりとりがしつこい部分があって、それが「わかるわかる、このエンドレスな感じ。しょうもなくて面白くてくだらなくて…
コンテンツの価値は、誰かの人生を変えらえるかどうかで決められる book

コンテンツの価値は、誰かの人生を変えらえるかどうかで決められる

  (前略)「コンテンツとは、わかりそうで、わからないものである」と定義しましたが、「コンテンツの価値は、誰かの人生を変えらえるかどうかで決められる」とも思います。 『ルールを変える思考法』(川上量生、KADOKAWA)  ニコニコ動画を提供するDWANGOの川上量生さんの著書『ルールを変える思考法…
投資(6)株価のリズムとタイミング baseball

投資(6)株価のリズムとタイミング

   株で儲けることの本質は、「銘柄を選ぶ」ことじゃないんです。上下に動く株価のリズムをつかみ、タイミングさえ取れれば、どんな銘柄でも利益は出せる。だから企業分析をするより、タイミングを取ることにエネルギーを注ぐべきなんです。   『すべらない株式投資』 著者:トレーダー Kuma 発行:かんき出版…
投資が気になっている book

投資が気になっている

   ほぼ日の「どうして投資をするんだろう?」を読んだのは去年のこと。  そこに登場していた藤野英人さんの会社のセミナーにも一度参加した。  お金のためではない、なんてかっこいいことは言えないけど、投資とは(その企業を)応援すること、というような藤野さんの考え方は好感が持てる。1株でも持つなら、その…
調べるということ advertisement

調べるということ

   図書館が閉館する前に急いで足を運ぶ。仕事の内容にもよるが、よほど時間がない場合でなければ、インターネットだでなく、書籍や雑誌などでも調べるようにしている(もちろん、取材が可能であれば、取材もして)。      …
髙橋源一郎、『風の歌を聴け』の衝撃 book

髙橋源一郎、『風の歌を聴け』の衝撃

   図書館で手にとった文芸誌『群像』(2014年9月号、講談社)で、「清水良典のデビュー小説論 第四回は髙橋源一郎」を読み、特に印象に残った部分を書き写してみる。   -----------------------------------------------------------------…
オヤジ国憲法でいこう? book

オヤジ国憲法でいこう?

   作家の髙橋源一郎さんが先週金曜日、NHKのラジオ「すっぴん!」で紹介していた『オヤジ国憲法でいこう!』という本を手にとってみた。     第1項「自分忘れのススメ」の書き出しはこうだ。少し長くなるが、引用してみる。        ヤングの大好物。それは……    まず最初は、退屈な退屈な個性の…
息子と『わんわん探偵団』シリーズ book

息子と『わんわん探偵団』シリーズ

   今朝のスケッチ。息子が読んでいた『わんわん探偵団』のシリーズは、『わんわん探偵団』『わんわん探偵団 おりこう』『わんわん探偵団 おかわり』の3冊があるらしく、普通に『わんわん探偵団1』『わんわん探偵団2』みたいに連番で表記されていないので、何冊あるのかわかりにくかった。  でも、そんなことはい…