動物たちのラブソング

 

 
 洗濯物を干しながらラジオをつけていたら(正確にはiPhoneでラジコというアプリを使って聴いていた)、岡ノ谷一夫さんという方がゲストで呼ばれ、動物の言葉の研究について語っていた。

 岡ノ谷さんによれば、ジュウシマツをはじめ、さまざまな鳥やクジラなど、唄を歌うような生き物はいろいろいろいるが、そのほとんどは ラブソングだという。つまり、求愛の歌であり、求愛の言葉。

 そういえば、源氏物語に出てくる光源氏など、やんごとない男たちも歌を詠んでいたなぁ。現在でも、J-POPにしてもそうだけど、ヒットする曲は多くがラブソングだろう。

 ラブソングが多すぎることについて、僕は疑問に思ったことがあったけど、よく考えたらそれはそれでしょうがない、というか、そういうものなんですよね。男が求愛し、男が歌い、女がそれを選びとる。

 そういう流れは、動物の時代からというか、ずっとずっと太古から連綿と続いてきたもので、ちょっとやそっとで変わるものではないのだろう。

 柄にもないけど、僕も恋の歌をつくろうと思った。

 
 番組で紹介されていた、岡ノ谷一夫さんの『言葉はなぜ生まれたのか』(文藝春秋)もおもしろそうです。
 

 


Comments

“動物たちのラブソング” への11,653件のフィードバック

  1. Join a vibrant residential community with vanian park aedas – official access only

  2. Explore premium residences at vanian park estepona, crafted for comfort and modern style

  3. Hi there, I enjoy reading through your article post.
    I like to write a little comment to support you.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です