成功するための才能とは「行動する能力」のこと

 
 妻のコートなどをもらいにクリーニング店への向かいながら、Audible(amazonの音声サービス、ということでいいのかな)でマイケル・ボルダックの『達成への科学』を聴きはじめる。
 まだ途中なのだが、成功哲学の祖といわれるナポレオン・ヒルの言葉「願望とは、すべての富の始まりである」が耳に残り、メモをとる。
 また、マイケル・ボルダックが初めて訪れたセミナーで耳にしたという「勝者とは生まれながらでなく、つくられるものだ」も印象的だ。
「成功とは学ぶことのあるスキルである」も、マイケル・ボルダックが大金をはたいて足を運んだ、4日間のセミナーのタイトルだという。

 というような音声を聴きながら帰宅した私は、書棚にあったある本を思い出し、ページを繰った。そこにはこんな言葉が書かれていた。

 めざましい成功を収めている人を目の当たりにすると、きっと何か特別な才能に恵まれた人に違いないと思いがちだが、それは心理的な罠にすぎない。
 もっとよく見てほしい。そうすれば、大成功した人たちが、普通の人にはないものを持っているとするなら、それは行動する能力だとわかるだろう。それは誰もが自分の中に持っている「才能」であり、いくらでも伸ばすことができるものだ。

 これは、アンソニー・ロビンズ著『世界No.1カリスマコーチが教える 一瞬で自分を変える法』(本田健さん訳、三笠書房)に収められている言葉。
 
 これを、こうやってブログに書き写していると、なんだか自分の中にエネルギーが増えてくる気がする。気がするだけかもしれないし、私は単純なだけかもしれないが、それでもいいだろう。思い込みはエネルギーになるはずだから。そう、これも根拠のない自信のひとつかもしれない。

 

 
 
 

Yasu
  • Yasu
  • デザイナーを経て、クリエイティブディレクター、コピーライター、ライターに。「ベースボール」代表。広告&Web企画・制作、インタビュー構成をはじめ『深川福々』で4コマ漫画「鬼平太生半可帳」連載中。書籍企画・編集協力に『年がら年中長嶋茂雄』など。ラフスケッチ、サムネイル作成、撮影も。