八重洲でジョブズとマンガの本

 

 
 ひさびさの八重洲ブックセンター本店。8階まであるこの巨大な書店の1階と8階を主に見た。他の階もゆっくりまわりたかったが、時間が足りなかった。それでも、十分に楽しかった。
 1階では、話題になっているスティーブ・ジョブズ(数日前まで“ジョブス”と思い込んでいた)の伝記本が平積みされ、『暴力団』というタイトルの新書、やはり新書で『日本人の9割に英語はいらない』など、刺激的な題名の書籍が並ぶ。朝日新聞日曜のBOOK欄に取り上げられていた、星海社新書『武器としての決断思考』も気になった。いろいろ迷って、『スティーブ・ジョブズ名語録 人生に革命を起こす96の言葉』(桑原晃弥さん著、PHP文庫)を購入。

 特に印象に残った、ジョブズの言葉をひとつ。

「私が好んでやまないウェイン・グレツキーの言葉をご紹介します。『私が滑り込んでいく先はパックが向かってくるポイントであり、パックがあったところではない』。アップルも同じことをつねに試みてきました。誕生のごくごく初期のころからそうでした。そして、これからもそれに変わりはありません」

 8階では美術の本、映画の本、写真集、マンガの描き方の本などをいろいろ見る。しりあがり寿さんと秋山佑徳太子さんの『ブリキの方舟』は対談もいい。アートやマンガ、さまざまな考え方や常識、プレゼンテーションや面接など、語り合っている。
 近くに並んでいた会田誠さん監修の『少女ポーズ大全』には、この格好でこのポーズをさせるとはさすが会田さん、と笑いそうになった。写実的な絵画を収録した『どうせなにもみえない―諏訪敦絵画作品集』、やはり写実的な『島村信之画集』が目にとまった。
 
 八重洲ブックセンターは、特に何に偏っているとかのないバランスのよい書店だと思う。ビジネス書は比較的多いかもしれないが、思想の本などもあるし、あらゆるジャンルの本が揃っている。アマゾンで探すのもいいけれど、どの本かを明確に決めず、大きな本屋に足を運んでみるのもたまにはいい。いや、めちゃくちゃ楽しい。みなさんも、たまにはどうですか。

 

 
 

 
 

 

 

 
 
 

 
 

 

Yasu
  • Yasu
  • デザイナーを経て、クリエイティブディレクター、コピーライター、ライターに。「ベースボール」代表。広告&Web企画・制作、インタビュー構成をはじめ『深川福々』で4コマ漫画「鬼平太生半可帳」連載中。書籍企画・編集協力に『年がら年中長嶋茂雄』など。ラフスケッチ、サムネイル作成、撮影も。

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