うれしい気持ちにさせてくれる

 
 ほぼ日で糸井重里さんが毎日書いているダーリンコラム、昨日はこんなのでした。きょうの午前10時とか、そのくらいに新しいダーリンコラムに変わってしまい、もう読めなくなると思うので、ここにコピペさせてもらいます(コピペがまずかったら、ごめんなさい)。
「うれしい気持にさせてくれる」っていいなぁ。

 
 
・‥‥そうかぁ、と思った。
 「うれしい気持ちになろう」という歌があるとする。
 いや、そんなメッセージの歌が、いっぱいある。
 「前を向いていこう」でも「明るくいこう」でもいい。
 どういうふうになりましょう、という歌は、
 いくらでも歌われているのだけれど、
 「うれしい気持ちにさせてくれる歌」は、少ない。
 
 「うれしい気持ちになろう」という歌と、
 「うれしい気持ちにさせてくれる」歌とは、ちがう。
 
 昨日、ぼくは、以下のような文を書きましたっけ。
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 ちょっとナイスなしょうもない話。
 去年のクリスマスイヴの日に、
 ボランティアの学生さん(女性ね)が、
 寒いのに「ミニスカ・サンタ」の扮装をして、
 仮設住宅の慰問に向ったのだそうです。
 それがね、おじいさんたちにウケてウケて、
 ほんとニッコニコのデーレデレだったんだそうです。
 いや、ぼくにそれを伝えてくれた人の、
 とても主観的な感想かもしれませんけどね。
 でも、ぼくは、きっとほんとにウケたんだと思う。
 ぼくが、同じような立場のおじいさんだったら、
 きっとうれしくてしょうがないだろうと想像できる。
 「来年も来てくれるかなぁ」と思ってるだろうよ。
 おじいさん、ミニスカ・サンタさんに手紙書きなよ。
 「たいへんうれしゅうございました。また来てね」って。

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 「ミニスカ・サンタ」は、うれしい気持ちにさせたんだ。
 おじいさんや、たくさんの人たちやこれを読んだ人たち
 そしてぼくは、そういうのっていいねと、思った。
 「ミニスカ・サンタになろう」という歌じゃなくて、
 「ミニスカ・サンタ」が、人をよろこばせた。
 そうかぁ‥‥、と、思ったんだよね。
 「うれしい気持ち」にさせるもの。
 そういうの、ぼくもつくろうと思うし、みんなもつくれ。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
あ、火曜日だ。つまり、我が社の給食の日だということだ。
 
 
 

Yasu
  • Yasu
  • デザイナーを経て、クリエイティブディレクター、コピーライター、ライターに。「ベースボール」代表。広告&Web企画・制作、インタビュー構成をはじめ『深川福々』で4コマ漫画「鬼平太生半可帳」連載中。書籍企画・編集協力に『年がら年中長嶋茂雄』など。ラフスケッチ、サムネイル作成、撮影も。

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