いつものラジオ、J-WAVE「GOOD MORNING TOKYO」。今朝は別所哲也さんがお休みで、かわりの方がやっていた。番組にゲスト出演していた、辺境探検家の佐藤さんという方の体験談が興味深かった。記憶で書くと、こんな話だった。
自称マレーシア人の若い人と友達になって、いっしょに泊まろうという話になったんです。旅行のときによくある感じで。
そしたら、朝になると何もないんです。財布もパスポートもエアチケットも全部取られて。
それでどうしようかなと思ったんですけど、その前に、インド人の小学生と知り合いになっていたんです。家に遊びに行ったりして。
で、小学生に相談したら、泊めてくれることになって。そこはすごい貧乏で、このスタジオより狭い4畳くらいに、お父さんと子供3人で住んでるのに2週間くらい置いてくれて。ごはんも出してくれて。むちゃくちゃ暑くて、コンクリートの上に直接寝てましたけど、何も言わずに泊めてくれてありがたかったですね。
この話を聴き、うちは広くもないけれど、なんて贅沢なんだろうと思った。インドの親子、偉いなぁ。単純かもしれないけど、ウルウルきてしまった。
この佐藤さんのブログ、先ほど初めて拝見したのだが、早大の探検部のOBのようだ。探検部というのが、早大の学部のひとつだったらおもしろいのにな。
佐藤さんのブログに、藤波辰爾さんの自伝が紹介されていて、藤波さんが腰痛に苦しまされていたと知る。藤波さんが深刻な腰痛に苦しんだ三十代半ばというと、ジュニアヘビーでタイガーマスクと死闘を繰り広げていたときより後だろうか。長州力とともにヘビー級にクラスを上げて(二人同時にクラスを上げたわけではないだだろうが)、闘っていた頃か。
僕がプロレスをいちばん見ていた当時、ジュニア・ヘビー級に藤波辰爾さんは技のキレがよく、すばしっこさもあって、憧れの存在のひとりであった。藤波辰爾、タイガーマスク、ダイナマイトキッド、ボブ・バックランド(バックランドはジュニア・ヘビーではなかったかも)などを思い出す。
藤波辰爾さんの自伝は、草思社から出ているらしく、あれっ、そういえば草思社って、とウィキペディアで調べてみたら民事再生が認可され、文芸社の完全子会社としてやっているようだった。
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