Yasuhiro Okura

デザイナーを経て、クリエイティブディレクター、コピーライター、ライターに。「ベースボール」代表。広告&Web企画・制作、インタビュー構成をはじめ『深川福々』で4コマ漫画「鬼平太生半可帳」連載中。書籍企画・編集協力に『年がら年中長嶋茂雄』など。ラフスケッチ、サムネイル作成、撮影も。
世界でいちばん眠い夜 art

世界でいちばん眠い夜

         遊園地再生事業団の舞台『ジャパニーズ・スリーピング/世界でいちばん眠い場所』を観たのは、先週金曜日の夜。宮沢章夫さんによる3年ぶりの新作の初日(初回)だった。  リーディング公演を除けば、僕にとってもひさしぶりの遊園地再生事業団。まだ公演中なので、詳細を書くのは避けるが、かなりおも…
動物たちのラブソング book

動物たちのラブソング

     洗濯物を干しながらラジオをつけていたら(正確にはiPhoneでラジコというアプリを使って聴いていた)、岡ノ谷一夫さんという方がゲストで呼ばれ、動物の言葉の研究について語っていた。  岡ノ谷さんによれば、ジュウシマツをはじめ、さまざまな鳥やクジラなど、唄を歌うような生き物はいろいろいろいるが…
ドラッカーと物々交換 book

ドラッカーと物々交換

   ほぼ日に「はじめてのドラッカー」という連載がある。いや、2009年の連載だから、「あった」というべきか。  その連載は、ほぼ日の主宰者である糸井重里さんと、ピーター・ドラッカーの著作の多くを手がけた翻訳家の上田惇生さんによる対談によるものなのだが、その中で「自分たちの強みに気付け」という言葉が…
政治と経済が気になり中 book

政治と経済が気になり中

  『文學界』(2010年5月号)の小熊英二さんと高橋源一郎さんの対談がおもしろかったり、マイケル・サンデル教授のことが気になっていたり、政治と経済が気になりはじめています。あ、サンデル教授というのはアメリカのハーバード大学の教授である、政治哲学者のこと。僕はまったく詳しくないけれど、サンデル教授の…
原紗央莉さんの命名の秘密 book

原紗央莉さんの命名の秘密

   AV女優の原紗央莉(はら•さおり)さんの自伝に関連したインタビューをインターネットで読みました。その自伝『本本名、加藤まい 〜私がAV女優になった理由〜』が発売になったのは昨年末のようので、もう1年近く経つのですが、私がそのインタビューをたまたま見つけたのは先週のことです。  そこには、AV業…
小熊英二さんが『1968』を書いた理由 book

小熊英二さんが『1968』を書いた理由

    『文學界』(2010年5月号)の小熊英二さんと高橋源一郎さんの対談を読む。 上下巻あわせて二千ページものボリュームがある『1968』について、「社会科学の本の中には中立性を保つために、特に読んでもらう層のことを考えないようなものも多いのですが、この本は強いメッセージと同時に、読まれるべき相手…
マツモトキヨシとマツモトヒトシ noncategory

マツモトキヨシとマツモトヒトシ

  誤植かと思った! というのはウソです。ほんま、すいません。     新聞のテレビ欄を見ながら、 あ、今晩10時から松本人志さんのコントの番組があるんやー、 と思い、録画のセットをしようとしたその瞬間、ふと マツキヨの袋が目に入りまして......。 か、勝手なことして、申しわけありませんっ。  …
料理長も餃子を焦がす food

料理長も餃子を焦がす

   猿も木から落ちる  弘法も筆の誤り  河童の川流れ  のように、料理の達人でも、焼き餃子を焦がしすぎてしまうことがあるのではないか。そんなことを思いながら、書いてみた。  料理長も餃子を焦がす(実際、料理長は焦がし過ぎないだろうけど)  僕は料理上手ではないけれど、それでも餃子をうまく焼けたこ…
スティーヴ・ジョブスの卒業式スピーチ noncategory

スティーヴ・ジョブスの卒業式スピーチ

   2005年、スタンフォード大学での卒業式祝辞。これは、かなり有名なものなので知っている人も少ないないだろうけど、昨日ひさしぶりに見ても、やっぱりおもしろく、またも、僕に元気をくれたのでここに載せようと思った。   ジョブスが言ったことそのままではないかもしれないが、僕の記憶で、発言の要点を記し…
うがい薬問題 noncategory

うがい薬問題

       わが家では秋から冬になると、うがい強化キャンペーンを行って健康を心がけてきたのだが、そのわが家を震撼させる記事に遭遇した。  それが、これである。  最初、この記事を知ったのはmixiに取り上げられていたからなのだが、mixi内のアドレスを載せても、mixi会員以外の人は見られないかも…